吉敷地域の防災

「山口市自主防災活動地域学習会」参加報告

2017/8/24

「山口市自主防災活動地域学習会」参加報告

吉敷地区防災検討委員会 幹事 森屋 清司

 

 日時:2017/8/19(土)
 場所:山口市名田島地域交流センター
 講師:日本防災士会理事 山口県防災士会事務局長 幸坂美彦氏
 テーマ:「自主防災組織をどう動かすか」 ~ はじめの一歩 ~

 平成29年8月19日(土)に、名田島地域交流センターにおいて平成29年度山口市自主防災活動学習会(講師:日本防災士会理事・山口県防災士会事務局長幸坂美彦氏)が行われ、吉敷地区防災検討委員会から2名の委員が参加しました。

 この学習会のテーマは「自主防災組織をどう動かすか」で、平常時・発生時・復興時の3つの状況において自主防災組織がどう関わっていくかのお話がありました。

 まず平常時では、
 ①災害発生意識の継続保持
 ②自分の命は自分で守る意識の啓発
が重要で、その対策としては、
 〇ご近所や関係者とは日頃からコミュニケーションを取っておくこと
 〇オリジナル防災マップは住民自らの足で作ること
 〇地区防災計画を作ること
 〇防災訓練や啓発活動を行うこと
などがレクチャーされました。

 次に発生時では、自己・家族・隣家・自治会それぞれにおける負傷・安否確認や、ライフラインと避難所の開設・運営について、過去の災害の実例など交えてレクチャーされました。ここでの活動の例としては情報収集・伝達、初期消火、避難誘導、救出・救援、給食給水等があり、その要点が説明されました。

 続いて復旧・復興では避難所の運営に関する事項が中心でしたが、その中では特にボランティアの受け入れに関する注意がありました。これは善意であるはずのボランティアの中に窃盗など犯罪集団が紛れ込む事例が多数報告されており、受け入れについては、その後の作業分担調整も含めボランティアセンターと緊密かつ慎重に調整していく必要がある、とのお話でした。

 なお講習中、防災意識の啓発に役立つツールとして「クロスロードゲーム」の紹介と体験がありました。このゲームは“判断を求められたケースに対してYESかNOを即答する”もので、「災害時、難しい局面に遭遇した場合の瞬時の判断力・決断力」を養うための実用的訓練ツールということでした。その他にもHUGやDIGといった防災啓発ゲームも紹介されましたが、今後効果的な啓発活動や訓練を行うためには大いに活用すべきツール類と言えるかもしれません。

【まとめ】
 ・まずは、「自分の命は自分で守る意識」を持ってもらう
 ・そして、地域の皆さんに「自主防災組織の存在」を知ってもらう
 ・そして、「地域の防災活動」に参加してもらう
 ・そこでは、「出来る人が、出来ることを、出来る範囲で」やってもらう
 ・言うまでもなく、防災のベースにあるのは「人と人とのつながり」である
防災連携図3

防災講座風景-1

防災講座風景-2

クロスロードゲーム風景

講師:幸坂美彦氏

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