吉敷地域の防災

山口県自主防災組織交流大会報告

2017/4/19

山口県自主防災組織交流大会報告

 

平成29年3月20日(月)に,山口県セミナーパーク大研修室で山口県自主防災会組織交流大会が開催され,吉敷地区防災会と上東地区自主防災会から合計3名の役員が参加しました。山口県下の各自主防災会から約200人の参加がありました。

山口県内の消防関係の自主防災組織部門で,下関市の安岡自治会連合会,防府市の老松自治会自主防災組織,岩国市の小瀬地区連合自主防災会,柳井市の山根西自治会防災会,周防大島町の小積地区自主防災会の5団体が平成28年度知事表彰を受けられたことが紹介されました。その中で,防府市の老松自治会自主防災組織会長の秋山 一氏が地域の活動を紹介されました。老松自治会は,自治会に加入している世帯総数が63世帯,人数は132人で,高齢者率は51%ということでした。自主防災組織としての活動は,平成24年度から毎年(1)安否確認,(2)171災害用伝言板ダイヤルまたは携帯電話災害用伝言ダイヤルの練習,(3)心肺蘇生&AED使用法の講習,(4)避難訓練&消火訓練,(5)応急手当の訓練を実施し,勉強会として,防災危機管理課から防災勉強会,災害時医療チームのDMATメンバーから東日本大震災での体験談,防災危機管理課から熊本地震から学ぶこと,防災士から津波の勉強会などの講演会を開催して学習しているということでした。

山口県防災危機管理課から,ジュニア防災活動促進事業実施について報告されました。東日本大震災や熊本地震において,中学生を中心とする子どもが,小学生や高齢者等の避難誘導を行ったり,物資の運搬や食事の配膳などの避難所運営の支援を行ったりするなどの重要な役割の担い手であることが明確になりました。そこで山口県では,ジュニア防災活動促進プログラムを作成し,これを用いて子どもの防災学習と,子どもを中心とした防災訓練の実施に際し,地域と学校の連携を深めるために活用してもらいたいということでした。

山口県砂防課から,土砂災害警戒区域・ハザードマップの紹介と,その活用についての指導がありました。山口県土砂災害ポータルは次に示したURLでみることができます。このページに,土砂災害の

http://d-keikai.pref.yamaguchi.lg.jp/portal/  ←ハザードマップが見られます。

の種類や土砂災害の特徴が説明されています。また,どこが危険か(土砂災害警戒区域マップ),いつ逃げるか(土砂災害警戒情報システム)という情報も得られます。このページを見て,あなたのお家に土砂災害の危険が迫っているかどうかを是非確認してください。

最後に,「避難所の開設と運営」という題で,一般社団法人「減災・復興支援機構」専務理事の宮下加奈氏から,自主的な避難所の運営について教えていただきました。宮下氏の指導の下で大会参加者が避難所を開設するためにはどのようにしたらよいのかということについて討論しました。災害が起こったときには一時的に避難所に行って生活しなければなりません。避難所の多くは学校の体育館や公民館ですから,元々が居住空間ではありません。したがって,硬い床,夏暑くて冬寒い,お風呂がない,トイレが少ないという不自由に耐えなければなりません。また,避難した人たちの間の生活習慣(生活スタイル)も異なり,持病があったり,就寝時のいびき,子どもの夜泣き,飲酒,喫煙など不快なことがたくさんあります。避難所の運営はとても重要ですから,注意点を別の記事「被災したときに避難所に行ったらどのようにすればよいのか」にまとめてみましたので,それをご覧ください。

防災広報委員 右田耕人

 

ページ上部へ戻る